■重みのあるカカオ的な苦味! マンデリンG1は、インドネシアのスマトラ島で生産される高級アラビカ豆です。
本来、遺伝子数が異なるアラビカ種とロブスタ種ですが、突然変異によって偶然交配された種を起源にしています。
また、スマトラ式と呼ばれる独自の精製方法を採用していることもあり、他のアラビカ種の豆とは異なるフレーバーを持ちます。
焼き魚のような軽くてトゲのある苦味ではなく、カカオのような重みのある苦味。
水分量が多い豆なので一つの豆の中でも焙煎の度合いが複雑に存在し、隠れた酸味が後味を整えています。
CaffeCuoreで提供していたブレンドにもマンデリンが使われています。
独特の野趣あふれる香りやコクは、最も個性的なコーヒーの一つであると店長は思っています。
マンデリンはミルクに負けないボディを持ち、まるで野武士のような力強さがあります。
エスプレッソ用の焙煎は味や香りにしっかりメリハリが出るような焙煎にしています。
焙煎に用いるジェットロースターは、一回に焙煎できる量がたった450gしかありません。
(※一般的な自家焙煎店は3〜10kg) このため、ご注文ごとに一つ一つ、ハゼ音を聞きながらロースターが丁寧に焙煎しています。
一回に焙煎する豆の量が少ないため、豆あたりの焙煎熱量が非常に大きく、コーヒー独特の芳香となる糖質のカラメル化を促しています。
また、高い焙煎温度で問題となる燻煙臭は、熱風により早期に除去します。
ドリップコーヒー用の焙煎よりもさらに高い温度で一気に焼き上げ、メリハリのあるコーヒーの芳香を存分に引き出しています。
また、エスプレッソはドリップコーヒーよりも微妙な焙煎度の違いが味に大きく現れるため、CaffeCuoreでは独自に4種類の焙煎度の区分を設定しています。
■エスプレッソロースト・ライト エスプレッソ用の焙煎の中では、最も浅い焙煎になります。
一般的な焙煎度の区分では、シティローストとフルシティローストの中間になります。
酸味が強いので、お砂糖入りのショットではレモンピールを加えたような爽やかさがあります。
カフェラテやカプチーノにすると酸味がミルクくささを隠し、さっぱりとした後味を楽しめます。
スペシャリティコーヒー系のカフェでは、この程度もしくはさらに浅い焙煎度の豆を採用しているところも多くなっているようです。
■エスプレッソロースト もっともバランスのとれた焙煎度です。
一般的な焙煎度の区分では、ごく浅い焙煎のフルシティローストになります。
表面はわずかにオイルがにじみ、艶を消したような風合いになります。
もっとも香り・酸味・苦み・コクのバランスがよく、豆のキャラクターを堪能することができます。
ショットで飲むと、チョコレートに少しだけオレンジを加えたような甘酸っぱさも味わうことができます。
カフェラテやカプチーノでは、この落ち着いた酸味がミルクの甘みを引出し、一体感を作り出します。
■エスプレッソロースト・ダーク コク重視の焙煎です。
一般的な焙煎度の区分では、やや深めのフルシティローストになります。
豆の表面にはオイルがはっきりと現れ、大きく膨らんでいます。
ショットでは豆の持つ豊かなコクを楽しむことができます。
お砂糖との相性もよく、落ち着いたショットになります。
カフェラテやカプチーノでは、ミルクに負けないコーヒー感を楽しむことができます。
■エスプレッソロースト・ストロング 最も深い焙煎度です。
やや深めのフレンチローストです。
豆の表面は光沢のあるオイルがでており、色も深い褐色になります。
酸味はなく、ショットでも強い苦みと重いコクがフレーバーを占めています。
お砂糖を多めに加えると、とても濃厚なコーヒーシロップという感じになります。
カフェラテやカプチーノでもしっかりとしたコクや苦みを感じます。
深煎りコーヒーがお好きな方にお勧めです。
内容量 生豆時450g(※焙煎度により約15〜20%ほど減少します) 賞味期限 3ヶ月 保存方法 冷暗所で保存 原材料 コーヒー豆 商品説明 レギュラーコーヒー